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トイレの「臭わない」をとことん追求したバイオトイレ。国交省【快適トイレ】選びのポイントに!

水がない場所にも設置でき、さらにトイレ特有の悪臭がしない仮設トイレ【バイオミカレット®】は、国土交通省が定めた建設現場に設置する【快適トイレ】の標準仕様を満たし、全国の建設現場や辺境地に採用・設置されています。

国土交通省が定める?【快適トイレ】とは

快適トイレ】とは国土交通省が管轄する建設現場に対して、男女ともに働きやすい環境をつくるための取り組みのひとつです。2016年の10月以降、土木・建設工事の現場に対して【快適トイレ】の基準を満たしたトイレを設置することとなっています。

快適トイレ】に求められる機能や条件とは、次のようなものになります。

ひと昔前の建設現場とは異なり、近年建設業界は若い担い手の人材不足や、女性作業員も全国的に増加しているなどの背景から、現場で働く作業員のための環境づくりが強く求められています。

そうした環境づくりのなかでも、作業員が日常的に使う「トイレ」を、気持ちよく利用できるようにしておくことは重要です。【快適トイレ】は、そんな環境づくりのひとつの手段として掲げられた基準なのです。

快適トイレは2016年(平成28年)の開始以降、国土交通省の積極的な設置推進活動により、下記「地域別快適トイレ設置件数・設置率グラフ」の通り翌年2017年(平成29年)の段階で設置率が既に50%を超えている地域もあります

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国土交通省が定める【快適トイレ】の実情

実際に快適トイレの基準が設けられて以降、基準を満たすトイレの種類も取扱い企業も増加しています。その数全国で43社、トイレの種類も172種類(2021年5月末時点)とかなりの数です。当然ですが、どの製品も国土交通省が求める機能や条件自体は満たしています。

こうした状況下、担当者様においては予算なども含め

「いったいどれを選べばいいんだろう?」

「快適トイレとは、どう快適なのかがイマイチよくわからない」

という状態の方も多いのではないでしょうか?

そこで今回は【快適トイレ】を選ぶ上で参考になるであろう、㈱ミカサが追求し続ける【臭い】のない「本当に快適なトイレ」についてお話しさせていただきます。

ミカサが目指す本当の意味での【快適】なトイレ。最大のポイントは「臭い」

【快適トイレ】に対する定義は、取り扱う企業側の考え方によってかなり幅がありまちまちです。そうした中、ミカサが「本当に快適なトイレ」として目指す最大のこだわりは「臭いのないトイレ」。

どんなに見た目がキレイでも、女性目線の付属品が付けられていても、仮設トイレ特有のあのイヤな【臭い】がただようトイレでは、利用者にはかなりのストレスがかかってしまいます。

トイレは毎日利用するものですから、悪臭を感じるトイレでは、決して「快適なトイレ」・「気持ちの良いトイレ」とは言えません。

フラッパー機能だけでは、トイレ臭は根本改善しない

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【快適トイレ】の基準の一つとしても掲げられている、トイレの臭いを防ぐための機能のひとつに「フラッパー機能」があります。「フラッパー機能」とは、臭いが便器から逆流するのを防ぐ機能です。

皆さん「フラッパー機能がついているなら、臭い問題は解決するのでは?」と思うかもしれません。もちろんフラッパーのおかげで、ある程度の臭いは防ぐことはできます。

しかし、トイレの種類や使用環境によっては、フラッパー機能がついているとはいえ、完全に臭いを除去できないのも事実です。それくらい、し尿や便が原因のトイレの臭いというのは手ごわいのです・・・。

仮設トイレの【臭い】が及ぼす影響

なんとも耐えがたいトイレの悪臭は、働くスタッフや周辺環境へ影響をおよぼす可能性があります。

「現場のトイレに行くのが苦痛」。女性利用者や若い世代の作業員の声

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建設業界の男性作業員というと、ゴリゴリのガテン系というイメージがあるかもしれませんが、最近はキレイ好きそうなさわやか系男子も見かけますし、女性作業員など「キレイや清潔であることに敏感」な若者が増えてきています。

建設現場の若手作業員さんによくある声として、「現場に仮設トイレはあるけど、臭いから現場近くのコンビニのトイレを利用している」や、女性作業員やスタッフからも「現場のトイレは臭いから、なるべくトイレに行くのを我慢することもある」という声を聞きます・・・。

こうした声が出る状況になってしまうと、せっかく現場スタッフのために設置したトイレは機能せず、放置されてしまします。

もちろん各現場で、トイレにかける予算はあると思いますが、結果的に【臭い】のストレスを感じるようなトイレを選択していては、現場スタッフに快適なトイレ環境を提供しているとは言えないのです。

周辺住民や環境にも悪影響が・・・

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さらにトイレの【臭い】がもたらす影響は、現場スタッフだけではありません。

トイレから漂う臭いが、近隣の住居などにも広がり苦情が入ったという理由から、弊社の【バイオトイレ】を導入した会社もあります。

とくに夏場は、トイレの【臭い】はいつも以上に気になる季節ですね。

周辺住民や環境にまでトイレの臭いが影響を与えてしまうとなると、企業としては社会的な信用問題にもかかわってきます。

ミカサのバイオトイレ(バイオミカレット®)は、「本物の快適」を追求したバイオトイレです

上記のような【臭い】が与える悪影響を解消し、使う人はもちろん、周囲環境にも配慮できるトイレがミカサのバイオトイレ(バイオミカレット®)です。

バイオトイレ(バイオミカレット®)は水も汲み取りも不要でありながら「臭わない」革命的なトイレで、建設・土木現場をはじめ公共施設など幅広い業種の「水環境がない場所でも利用できるトイレ」として、多くの現場で利用されています。

バイオトイレ(バイオミカレット®)は、一定に温度管理された処理層内にある杉チップに、し尿・便が吸着した後、撹拌・酸素供給されることで微生物が活性化し、排泄物が水と二酸化炭素に分解されます。

この分解システムにより、水環境がない場所でも、汲み取り式トイレのような悪臭が発生せず、快適なトイレ環境を実現します。

イヤな臭いがまったくしない最大のポイントは、長年の研究・検証により改良を重ねたどり着いた【スギチップ】

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バイオトイレ(バイオミカレット®)が水を使用していないのに臭わない理由の一つは、処理層内にある「スギチップ」にあります。

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開発当初は、スギ以外にも(そばがら、もみ殻、おがくず、竹チップなど)も試してはみたのですが、私たちが求める吸着状態にはなかなか到達せず、研究時も前進と後退を繰り返していました。そうした試行錯誤を繰り返し、たどり着いたのが「スギ」でした。

「スギ」には消臭効果があることや、他の素材よりも微生物の担体としての機能持続性が良く、バイオトイレとは相性の良い担体であることがわかりました。また詳細は企業秘密ですが、スギチップの「大きさ」にもこだわり、研究・改良重ねています。

長年試行錯誤してきた結果、最適な担体である「スギ」の導入で、仮設トイレの嫌な臭い問題を解決することができたというわけです。

仮設トイレでも臭わないトイレを追求したら「快適トイレの基準(仕様)」を満たしていました

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繰り返しになりますが、弊社のバイオトイレ(バイオミカレット®)は「水も汲み取りもいらないトイレ」であり、「気になる臭いのないトイレ」として、2005年の製品誕生以来そのコンセプトを変えていません。

近年、「快適トイレの基準(仕様)」に合わせたトイレが増えてきましたが、弊社のトイレは【快適トイレ】が定義される以前から「利用する人が心地よく、ストレスなく使用できるトイレの製造、レンタル・販売」を長年行ってるのです。

JICA青年研修_バイオトイレ②

つまり、開発当初より「本当に快適なトイレとは何か?」という課題に向き合い続けてきた製品が、国土交通省の快適トイレの基準(仕様)に合致しただけなのです。

もっと極端に言えば「イヤな臭いがせず清潔で快適なトイレを提供したい!」との想い(目的)を達成するには、どんな製品が必要なのか?を長年問い続け・研究し続けてきた結果バイオトイレ(バイオミカレット®)に行き着いたと言っても過言ではありません。

毎日利用するからこそ「本当に快適なトイレ」を使ってほしい

バイオトイレ_外観①

国土交通省が掲げる【快適トイレ】の取り組みは、これからの土木・建設業界の環境づくりや人手不足解消の手段として、確実にニーズは高まっています。

そのなかで現場で働く人たちや周辺環境にどれだけ優しく・心地よい状態をつくることができるかは重要です。

見た目や使い勝手という部分に照準をあてた【快適トイレ】の認定をうけたトイレ製品は豊富にあります。確かに、通常の汲み取り式などの製品と価格のみを比較するとバイオトイレ(バイオミカレット®)安くはないかもしれません。

しかし、「本当に利用する人がストレスなく使えるトイレ環境を提供したい」とのお考えであればバイオトイレ(バイオミカレット®)は利用価値の高い製品です。

補助金制度などを活用してレンタルできる場合もありますし、それぞれの現場環境に合わせてバイオトイレ以外にも最適なトイレ製品のご提案も行っています。ぜひお気軽にご相談ください。


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