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水・汲み取りも不要!
気になる臭いもありません!バイオトイレとは?
バイオトイレとは、人間の腸内バクテリアや自然に存在する微生物の力を使い、人間のし尿を分解・蒸発処理するトイレシステムです。
弊社が製造するバイオトイレ(バイオミカレット®)は、メンテナンスの頻度が2〜3年に一度と長期間でよいことから「杉チップ」を担体とし、し尿を分解処理します。
トイレなのに水がいらない?
バイオトイレの仕組みとは
ミカサのバイオトイレ(バイオミカレット®)は、杉チップを担体とし、
微生物の力でし尿を分解していきます。
- STEP 01
し尿混入
便器下にある処理槽内の杉チップにし尿が付着。処理槽内で攪拌が開始します。
- STEP 02
微生物の活性化
固形物(大便)を粉砕しながら処理槽内の杉チップへ酸素を供給します。
- STEP 03
水分の蒸発促進
尿は処理槽に搭載されたヒーターやブロアーによる蒸発、撹拌による自然蒸発により処理されます。
- STEP 04
分解
大便は微生物の働きによって水と二酸化炭素に分解されます。
バイオトイレを利用するときに気を付けて頂きたいポイント
使用する紙は「トイレットペーパー」を使うということをお願いしています。 よくポケットティッシュを使用する方がいらっしゃるのですが、ポケットティッシュは水に溶けにくいため分解されずにそのまま処理槽内に残ってしまう場合があります。
ミカサのバイオトイレ
(バイオミカレット®)製品ラインナップ
仕様の異なる5つの製品をラインナップ。
使用環境や用途に合わせた製品をご提案いたします。
ミカサのバイオトイレ(バイオミカレット®)は、処理装置が2階層の固液分離を実現。
従来型よりも更に高い処理能力を備えています!
太陽光発電システムの活用
電源(商用電力)が確保できない場所でバイオトイレを利用する場合、太陽光発電システムを活用して必要電力を確保します。水も電気も必要としないエコトイレとして、日本国内だけでなく海外でも活用実績がございます。 設置場所の条件(日照時間など)によって発電設備の設計が変わり、それにより費用も変わってきますので、詳細につきましては事前にご相談ください。
メンテナンスについて
バイオトイレのメンテナンスは、一般的なトイレ清掃と、処理槽内にある杉チップの状態確認だけでOKです。
杉チップの交換は2〜3年に1度で十分です。
杉チップの状態確認
杉チップが水に浸ってないか、また乾燥しすぎていないかの状態をチェックします。
杉チップの交換
使用頻度にもよりますが、2〜3年ごとに1回、杉チップを交換する必要があります。 交換する量は、おおよそ全体の約7〜8割です。
その他の機器のチェックや交換
ブロアーや臭気扇など各種機器類の点検を行います。(年1回程度、通常は必要ありません)
バイオトイレを利用する
メリット
- メリット01
水がない環境でも利用できる
容易に水が確保出来ない場所、例えば富士山などの山岳地域などの辺境地や、
短期の工事現場などでも快適なトイレ環境が実現します。 - メリット02
悪臭が出ない
微生物による分解を行っているため、トイレ特有の嫌な臭いがほとんどありません。無臭に近い状態を保つため、過酷な環境下でも衛生的で快適です。近隣にも迷惑をかけません。
- メリット03
必要なのは電源(電力)のみ。
設置も簡単。動力として必要なのは電源のみ。基本的には据え置き設置タイプで、排水管や水道管を通す下水道工事も不要なため、大がかりな設置工事も必要ありません。
- メリット04
汲み取り作業がいらない
し尿を微生物によって分解するバイオトイレなら、通常の汲み取り式簡易トイレのようにし尿をタンクに溜めないため、面倒な汲み取り作業も必要ありません。
- メリット05
担体は良質な堆肥として活用できる
バイオトイレの担体(杉チップ)には、微生物が分解できなかった栄養素(窒素・リン・カリウムなど)が含まれています。そのため、長期間使用したバイオトイレの担体は、良質な堆肥としての活用が可能です。
水環境がなく、人が集う場所こそバイオトイレは役立ちます
これまで弊社が納品してきた場所はさまざまです。
- 登山道入口、国立公園、セラピーロード
- 仮設の建設現場、僻地にある工事現場
- ゴルフ場、自治体が管理する公園など
バイオトイレは水がない場所でもトイレを設置できるということがメリットですので、水道のない山中や、いわゆる垂れ流しのトイレしか置けないような場所(辺境地)への設置が多く、近年はアウトドア施設やグランピング施設の他、行楽で人々がにぎわう場所などの設置も増えています。 バイオトイレは自然環境に対する配慮だけでなく、建設現場などの職場や社会環境の改善を検討されている方にも最適な商品です。
国土交通省が推奨する「快適トイレ標準化」に伴い、
快適トイレ事例集にバイオミカレット®も掲載
国土交通省が定める「快適トイレ」とは、2016年10月、国土交通省は建設現場を男女ともに働きやすい環境とする取り組みを進めており、その一環として男女ともに快適に使用できる仮設トイレを「快適トイレ」と名付けています。
「快適トイレ」を標準化することにより、国土交通省が発注する建設現場において快適トイレとして一定の基準を満たしたトイレを設置している建設現場のトイレに対して、補助金を給付するという方針が掲げられています。
世界を渡ったミカサのバイオトイレ
株式会社ミカサでは、国内での販売・リース(レンタル)のみならず、海外での事業展開にも意欲的に取り組み、2014年にはペルー共和国、さらに2017年にはカメルーン共和国の2カ国にバイオトイレを設置。バイオトイレを通じて、発展途上国のトイレ環境の改善に貢献しています。
- 販 売
- リース(レンタル)
どちらでも
対応可能です!
ミカサのバイオトイレ(バイオミカレット®)や、移動式全自動水洗トイレ(ウォータス)などのトイレ製品は、販売はもちろん、レンタルも可能です。 特に期間限定で作業を行う建設現場においては、多くの建設業者様がレンタルで弊社のトイレ製品をご利用いただいております。 お見積りはもちろん、販売・レンタルに関するお問い合わせも随時受け付けておりますので、お気軽にご相談下さい。
※東日本エリアでのリース(レンタル)は、バイオミカレットのみ弊社代理店の株式会社メイクリーンが対応致します。
バイオトイレ
(バイオミカレット®)のよくあるご質問
A.はい、太陽光発電モデル以外は全て暖房便座付きとなります。
A.バイオトイレは、どの機種も電源が必須となります。電源(商用電力)がない場合は、発電機のご利用をお願いしています。
また、山中など僻地(へきち)で発電機の利用がむずかしい場合は、太陽光発電システムを活用するという方法もございます。設置する環境によっても方法が異なりますので、詳細はお問い合わせください。
A.常時電源が必要というわけではありません。昼間の7~8時間だけ電源確保できれば、バイオトイレの利用は可能です。
ただし、機種ごとに設定しているバイオトイレの最大利用回数は、「24時間/日 電源が確保でき、かつ日曜日がお休み(利用回数ゼロ)」という条件の下で算出されたものです。
発電機の利用により電源確保が昼間だけの場合は、最大利用回数は半減しますのでご注意ください。
A.可能です。
注意点として、例えば1日200名程度(1時間あたり50名程度)で、10台のバイオトイレを同一場所に並べて使用した場合、利用されるトイレに偏りが出る可能性があります。
トイレの利用に偏りが出ると、処理能力を超えるトイレが出てきますので、中~大規模イベントでのご利用の際は、利用するトイレに偏りがでないような管理がイベント運営者様側で必要となります。
A.助成金は各自治体によって内容や条件が異なりますので、弊社では全ては把握できておりません。恐れ入りますが、まずは最寄りの自治体にご相談をお願いします。
過去の事例として、大分県では「女性就農者確保対策事業」という就農支援事業があり、女性が働きやすい就労環境整備の一環としてバイオトイレの導入されたことがございます。