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カメルーンでバイオトイレ普及へ 大分市の中小企業 JICAが 支援事業に採択

大分合同新聞/2015年6月13日掲載

カメルーンでバイオトイレ普及へ

 

 大分市のTMT Japan(横山朋樹代表)が手掛けるアフリカ・カメルーンでのプロジェクトが、国際協力機構(JICA)の中小企業海外展開支援事業の案件化調査に採択された。微生物を利用したバイオトイレの普及を目指す現地調査をするもの。県内からの採択は初めて。今月、現地調査を実施している。同社は大分市の若手経営者3人が海外進出を目的に設立。 横山代表によるとカメルーンは下水道がほとんど整備されておらず、バイオトイレのニーズは高いと判断したという。将来的には現地生産を始めるなどビジネス化を目指す。

 現地では設置した場合の問題点を調べ、運用や管理体制についてカメルーンの協力者と協議する。引き続きJICAの普及実証事業に応募。採用されれば首都のヤウンデにある国立大学や市役所に公共といれとして数十個を設置する。 2002年のサッカーワールドカップ以来、カメルーンとつながりの深い旧中津江村の元村長、坂本休さんからのアドバイスを受けており、現地調査には坂本さんも同行している。5月下旬には横山代表らが県庁で広瀬勝貞知事に事業を報告した。


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