国土交通省認定快適トイレ標準仕様
国土交通省が定める「快適トイレ」とは?
2016年10月、国土交通省は建設現場を男女ともに働きやすい環境とする取り組みを進めており、その一環として男女ともに快適に使用できる仮設トイレを「快適トイレ」と名付けています。
「快適トイレ」を標準化することにより、国土交通省が発注する建設現場において快適トイレとして一定の基準を満たしたトイレを設置している建設現場のトイレに対して、補助金を給付するという方針が掲げられています。
国土交通省 報道発表資料
ミカサのバイオミカレット®とウォータスは「快適トイレ」標準仕様をクリア!
ミカサのトイレ製品であるバイオトイレ「バイオミカレット®」と水循環式バイオトイレ「ウォータス」は、国土交通省の「快適トイレ」標準化の条件をクリアした製品です。
バイオトイレ「バイオミカレット®」または「ウォータス」のどちらを利用するかは、現場の環境や利用人数によって変わってきますので、ご相談いただければ最適なトイレをご提案させて頂きます。
また、快適トイレ標準化に対応したトイレ製品を扱う全国の企業を紹介する、国土交通省が作成した「快適トイレ事例集」にも掲載されています。
国土交通省【快適トイレ事例集】
※P21・P51・P52・P53・P55・P73に掲載されています。
「快適トイレ」を通じて女性の社会進出を応援します!
今、建設業界は深刻な人材不足と言われており、今後男性のみに焦点を当てた人材確保だけでなく「女性の力」も流入していこうという動きが高まっています。
しかし建設業界に女性が参入しづらい理由のひとつとして、実は建設現場の「仮設トイレ」があげられているということ、ご存知ですか?
建設現場に水洗トイレを
国交省、働く女性増受け要請へ:日本経済新聞
建設現場のトイレというと基本的には汲み取り式で、しかも男性のみが利用する使用にしかなっていない仮設トイレを利用しているところが多いのが現状です。
汲み取り式特有のあの臭いや男性との共用という点は、女性作業員にとって非常にストレスになっています。そして日常的に利用するトイレへの不快感は、女性が建設業界への参入に足踏みをしてしまう大きな要因となっているのです。
そこで国土交通省は、このような問題を改善するために、「快適トイレ標準化」を掲げています
ミカサは、「快適トイレ標準化」の条件を満たしたミカサのトイレ製品のレンタル・販売を通じて、女性の建設業への進出をサポートしたいと考えています。
建設現場のトイレは汚い、臭いという状況から、女性でも毎日快適に利用していただけるトイレをお届けすることで、女性の社会進出をバックアップいたします。
- 【バイオトイレコラム】
- トイレ環境整備を国土交通省が推奨、建設業への女性進出をサポート!
- 【お客様の声】
- 女性スタッフの声を機にバイオトイレを導入し職場環境を改善!
全国各都道府県でも建設現場における
「快適トイレ」の導入(設置施工)を進めています。
「快適トイレ」標準仕様バイオトイレ
バイオトイレ「バイオミカレット®」は、人間の排泄物を微生物(バイオ)の力を利用して分解・処理する、これまでの水洗トイレの構造とは全く異なる、簡易型トイレです。
人間の排泄物は主に水分なのですが、その水分を吸着した杉チップなどの担体を、ヒーターで温度管理しながら処理槽を撹拌し、酸素を取り込みながら微生物を活性化します。
活性化した微生物は、わずかな固形物を水と二酸化炭素に分解し、水分は蒸発するため、汲み取り式のトイレのように、排泄物の処理などは一切必要ありません。
「快適トイレ」標準仕様
「ウォータス」は独自の微生物活性剤を使用し、汚水を浄化処理することで、無臭の洗浄水に再利用するシステムです。
独自のエアーリフト方式により、便器内は常に水が流れ、使用中、使用後の操作は不要。通常の水洗トイレを利用するような清潔感を感じながら使用することができるだけでなく、従来の仮設トイレ特有の嫌な臭いもありません。
快適トイレの補助金について
国土交通省は「快適トイレ」の標準仕様の一連の条件を満たすトイレを利用している企業に対して、トイレの設置にかかる費用のうち最大で51,000円/基・月の費用を負担することとしております。※男女別で設置した場合は1台ずつ2基まで。
また「快適トイレ」標準化に適応したトイレを設置することは、建設現場の環境整備はもちろん、企業のイメージアップも測ることができます。